「LOVE理論」を読んでみた!
【スポンサーリンク】
「LOVE理論」はその名の通り、恋愛攻略本である。
「どんだけ彼女ほしいねん!」と思った方もいるだろう。
ほしい。
かわいい彼女がほしいに決まっている。僕もオスだから。
でもこの本を買った一番の理由は、著者が水野敬也さんだったのが大きい。
この方、みなさんもきっと知っていると思う。
とか、
とか、
を書いた人。
「ウケる技術」が処女作だ。
本屋さんで見たことあると思う。
水野敬也さんの文章は本当におもしろいし、何か読者を引きつけるものがあると思う。
文章に飾った感じがなく、語り口が話し言葉のようで、すーっと頭に入っていく感じがする。
僕もこんなふうな文章を書けるようになりたいと思う。
ブログを書いているのでぜひ見てほしい。
読んだらわかる。
本題の「LOVE理論」を読んだわけだが、自称ブサイクである水野敬也さんが大学デビューしてかわいい子と付き合うために日々奮闘した記録が書かれてあるので、説得力が半端ない。
「モテたい」
そう思ってから何冊もの恋愛本やモテるための本を読んでは研究し、「これだ」と思ったことは全て実践したそうだ。
もちろん失敗もあったそうで。
なんでもメンズノンノで「今年の夏は、素肌にベストで決まり」と書いてあったのをそのまま鵜呑みにし、渋谷で街行く人たちに冷たい視線を向けられ、失笑されるという黒歴史をお持ちのようで、恋愛に対する純粋さと本気度を垣間見ることができた。
しかしこの人、あほだなあと。
「LOVE理論」の中にはいくつもの恋愛理論があるのだが、ここで一部を紹介しよう。
分かるよ理論
これは飲み会の後、帰りたがっている女の子を家に誘いたいときに役立つ理論である。
男「今からウチ来なよ」
女「でも明日は、朝早いから」
男「分かるよ。デキる女って朝が早いよね。それ分かるなあ」
「ウチ来なよ」という誘いが断れたとしてもテンパらず、まずは「分かるよ」と、いったん相手の気持ちを受け入れるのである。
「でも、そんなことしたら女の子が帰ってしまうんじゃ?」
そう言うお前の鼻の穴に割り箸を貫通させねばならないだろう。「分かるよ理論」の真髄は分かった後にある。相手の気持ちに理解を示した後、すかさずこう付け加えるのだ。
男「・・・あれ? でも君の会社、丸の内だよね。だったらウチの方が近いじゃん。ウチから会社行ったほうが長い時間休めるよ。しかもウチの枕、低反発素材だし!」
このように会話を展開することで「結局、ウチに来るべき」という結論に着地するのである。
引用元 LOVE理論
まあこんな感じで、ほぼおふざけの理論なのだが、ギャグ満載なのだが、すべて理にかなっているという不思議な恋愛本である。
意外とこの本、女性に人気らしいのがおもしろい。
恋愛に興味なくとも、おもしろい文章を読んで見たい方はぜひ。