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「嫌われる勇気」を読んでみた!

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こんにちは、ブックライター目指してます、あお鬼くんです。

 

ベストセラーとなった「嫌われる勇気」を読みました。今本屋さんの自己啓発コーナーに行くと、心理学者アドラーの本がよく目に付きます。この本は韓国でも人気があるそうですよ。アドラーに関する本がこれだけ人気だということは、対人関係や生き方に悩んでいる人が世の中にたくさんいるんだなあと感じた今日この頃です。

 

どの時代も人間関係に悩むことは誰でもあったと思います。しかし最近はSNSなどの新しいコミュニケーションツールが出てきたこともあって、人間関係に悩む時間がさらに増えたのではないでしょうか。僕も睡眠の時間以外はLINEやTwitterをして、誰かとつながっていることが多いです。通信遮断された本当に自分だけの時間ってなかなか作れないですよね。

 

この本を買った理由は、なんでこんなにアドラー心理学が人気なのか?その中でもこの「嫌われる勇気」がなぜにこれほどまで売れているのか?が気になり購入しました。あ、でも著者の古賀史健さんが僕の好きなライターだっていうのが一番大きいですかね(笑)

 

題名も気になりますよね。え、嫌われていいの?って。

 

 

トラウマを全否定!?

この本で一番驚いたというか、そういう考え方もあるなと思ったことは、トラウマのように「何か過去に原因があって、不安で行動を起こせない」というような考え方は間違っているということ。これでは一歩も前に進めませんよね。(原因論)

 

そうではなくて、「行動を起こしたくないから、不安という感情を作り出している」というのが本当の人間の心理だそうです。(目的論)

 

これが本当なら、トラウマなんか気にしなくていいということですね。それなら自分が勝手に苦手意識を持っているものでも、チャレンジできそうな気がします。

 

 

対話形式でわかりやすい

心理学っていろんな専門用語がいっぱい出てきて難しそうなイメージですよね。でも「哲人」という哲学者と、悩みを抱えている「青年」の対話形式の文章になっているので、読んでいて理解しやすかったです。

 

文章を読み進めていくと一瞬「え、どういうこと?」って思うことがあるんですが、それを「青年」が代わりに質問してくれています。さらに「哲人」が心理学の初心者でもわかりやすいように話し言葉で説明してくれています。

 

 

最後に

人間の悩みはすべて人間関係に関することだそうです。例えば、ニキビに悩んでいたとしたら、それはニキビ自体に悩んでいるのではなくて、ニキビを誰かに見られることに悩んでいる、ということになります。

 

この本にはこのような悩みに対して、考え方を変えてシンプルに生きていこうということが詳しく書いてあります。ものの見方を少し変えるだけで気持ちが楽になるので、多忙な現代人にはかなり為になる本ではないかと思います。

 

知識として頭に入れておくだけでもいいと思うので、僕はこの本をおすすめします。

 

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え