野球少年必見!「丸刈りにすると打撃成績が上がる」という論文を読んでみた。
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1997〜2009年まで鳥取の米子商業(現米子松蔭)高等学校の野球部監督を務めた朝西知徳氏が、
「高校野球指導における丸刈りが選手の心理および打撃成績に及ぼす影響」
という論文を出していた。
以前見た論文も興味深かったので見てほしい。
野球部員高校2年生3名、高校3年生9名、計12名を被験者とし実験は行われた。
まあ結論からいうと・・・、
丸刈りにしたら打率上がってる!!
出典:http://ci.nii.ac.jp/lognavi?name=nels&lang=jp&type=pdf&id=ART0002316806
以前イチローのドキュメンタリーを見たことがあるのだが、
イチローは小学生のころから素振りを毎日欠かさずやり、バッティングセンターに通い詰めていたと言っていた。
ブロガーが毎日ブログを書いて文章力をつけていくように、
打率というものは毎日バットを振って上げていくものだとばかり思っていた。
だけども丸刈りデッ!?
丸刈りにすることによって、高校野球選手としてのプライド、
および闘争心や結果を残したいという意識が生じたことが理解できた。
確かに中学校の友達で丸刈りにしてから「なんかこいつ真面目になった?」ってことがあった経験がある。
しかしなぜ丸刈りにしたら打撃成績が上がったのか?
僕なりに仮説を立ててみた。
つまりこうだ、
髪の毛はセットができるし、カラーリングができるし、髪型を変えることで一気に雰囲気変わるし、人間の意識の中で装飾品みたいな位置づけなのではないか。
ファッションの一部だから服とか靴とかアクセサリーと一緒。
むしろ鏡を見るたびに髪型をチェックするぐらいの人からしたら、髪の毛は装飾品の中でも最上級の位置づけだろう。
好きな人と今から会うって時、無性に髪型が気になったという経験はないだろうか?
髪型が思った通りにきまった時なんかは変な安心感があるし。
そんな超超超大事にしてきた髪の毛を
「丸刈りにしろ」
って言われて丸刈りにした結果、残るものは、
「もう何かにすがりたい」だと思う。
もちろんはじめはこの被験者たちは監督に対して丸刈りにさせられたことへの憎しみがあっただろう。
枕を涙で濡らした夜もあったかもしれない。
しかし、丸刈りということはつまりは裸だ。
さっき言った装飾品だとするとすっぽんぽんにされたわけだ。
今まで1日のうちの大半を気にかけていたものがなくなったのだ。
これはもう何かにすがりたい、何かに集中できる、俺たちには野球しかないっ!!
とまあこういった心理の動きがあったのではないかと勝手に想像してしまいました。
あ、でもそういえば、
丸刈りにしてから打撃成績が下がった例もあるな・・・
そう、清原。
まあ清原の場合は薬物検査対策だったかもしれないけど。
ではまたっ!!