ワンパンマンが意外とおもしろかった件
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最近アニメを全然見ていなかったので、この前教えてもらったワンパンマンを全部見たのだが、けっこう面白かった(笑)
この記事に書いたのだが、今若い子達はどんなアニメを見ているのか教えてもらったら、全部聞いたことなくて少しショックだったので、暇だし見てみた。
ワンパンマン。しょうもない感は満載なんだけど、もうそんなことはネーミングからすでに感じていたし、あきらめて見ていた。だけど設定が斬新すぎるし、ギャグアニメなのに哲学感じる部分もあったので新鮮味があってよかった。
とにかく主人公が強すぎる!
名前 サイタマ
こんな顔してめちゃくちゃ強い。エネルギー波で街をひとつつぶすような敵をワンパンチで倒してしまう(笑)
就活中のニートだったのだが、ある日を境に子供の頃からヒーローになりたかったことを思い出し、トレーニングをはじめる。
腕立て伏せ100回
上体起こし100回
スクワット100回
ランニング10キロ
これを毎日三年間した。
まあ現実的に三年間続けたことはすごいが、これだけで最強になったらしい(笑)
しかし、強さと引き換えに毛根を失う。
before
↓
after
サイタマは強くなりすぎた。全宇宙最強の敵も倒した。何回も地球を救ったのだが、いいところは誰にも見てもらえていなくて誰もこの男が強いと認めないのだ。見た目が変質者っぽいし、ヒーローとしてインチキ扱いされてしまう。
こんなかわいそうなサイタマなんだが、彼は鉄のハートを持っている。いくら民衆に批判されても自分の評価など気にせずに、ただただ地球の平和を守るために前を向いている。自分を持っていてかっこいい。
とはいっても普段はやる気ないし、強い者を求める寂しさと現実に対するあきらめを感じる。強くなりすぎると逆に虚しくなるのかな。自分だけがひとつ頭を出した状態っていうのは、サイタマのように虚無感に苛まれるのかもしれない。
自分がなりたい自分になるために努力して、それが到達した時、達成感とともに虚無感もやってくるのだろう。ギャグアニメであったが考える部分もあり、なかなか面白かった。
ではまたっ!